2013の戦績は残念ながらクライマックスに残れませんでした。
1号
千葉1 ○○○ ×
千葉2 ○○○ ○×
2号
福岡、千葉1、千葉2 ×○○○ 時間切れ
ゲームショー1 ○○○ ○×
ゲームショー2 ○○○ ×

パパ
千葉1 殿堂 ○○○ ×

今年は2号がクライマックス行けると思ったのですが、、、実力と運が足りなかったのでしょう。残念ですが、これで我が家の1号2号のAリーグの挑戦は終わりました、3号は小1なのでまだまだ先の話です。
数年やってきていろいろと思うところはあるので、チラシの裏として、ポケモンカードを子供と一緒にやるということはどういう意味を持つのか、つらつら書いていきたいと思います。

・算数、統計
・経済
・コミュニケーション

あたりです。

・算数、統計
対象年次 小学校中学年~
自分の大学の専攻や現在の仕事上、統計には親和性があります。
なので、まずはそこから。これを意識しているパパプレーヤーさん、少ないと思いますので。。

コイントスがベルヌーイ試行であることを体感させる


http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kenneth/binomial/Bernoulli.htm
から引用します。

「ベルヌーイの試行」とは・・・

「ベルヌーイ」とは、確率論で大きな業績を残した数学者の名前で、以下の条件
を満たす実験(試行)を「ベルヌーイの試行」です。

1.試行の結果には、2つの結果しかない。
2.試行を繰り返すとき、それぞれの試行における成功の確率は同じである。
3.試行を繰り返すとき、それぞれの試行は同じ条件で行われる。
4.試行を繰り返すとき、それぞれの試行での結果(事象)はお互いに独立である。
5.試行回数はn回である。

学生時代教科書を読むと当たり前と思うようなことですが、それが現実社会でもきちんと成り立っているのだ、ということをきちんと体験させておきたいのです。

1 コインの表と裏です。これはさすがに説明不要
2 この前提条件。これも当たり前のように思えますが。。。
このための担保は、2つあり、器具と投げ方です。
器具については、「いかさまコインを使わない」=公式コインを使うことが担保となります。
ちなみに海外ではダイスを使うことがある、とのことですが、その場合は透明ダイスでないとだめとのことです。(中におもりを入れて特定の目を出しやすくするサイコロがある)
投げ方については、公式ルールではこれを担保するために 3回回転させることを義務付けています。 技術力で3回回転させたうえで表が出る確率が高くなる投げ方をでき
るのであれば、2は崩れますが、公式で3回と認めているのでそんなことはできない、という理解でいいでしょう。(というか確率が高くなるプレーヤーと均等のプレーヤーが存在する)
3 これは上記2の投げ方の話に加え、卓上からコインが落ちた等の場合の試行はノーカウントとしてなかったことにして再度コインを投げるというルールが相当します。

4 これが最も大事です。
1-3が成り立つと、各々の試行は独立しているのです。
つまり・・・
自分のバトルポケモンの眠り判定は自分のターンの始まる前は裏、終わったときは表ばっかでる
とか、
2回表が出るから次は裏の出る確率が高い
とか、
そういったことは全くないのです。

で、なおかつ、 そういう風に理解できる事象が発生しうる、ということも大事です。

すなわち、1回の試合の間に、3回どくさいみんを使われて相手は全部表。
自分のターンの始まる前は裏、終わったときは表ばっかでることがあった。

こんなことがあったといっても、次回も同じにはなりません。
いわゆる出目とかそういった類の話はないのです。

ベルヌーイ試行自体は学校の勉強としては、だいぶ先に行かないと出てこない話ではありますが、この「試行の独立性」をきちんと理解できるか、日常に応用が利くか?というのは社会人となった時に騙されない重要なポイントでもあるので、是非会得しておいてほしいと思っております。

宝くじの出目表には何ら意味がない。1億回の過去データがあって当選確率が高くなる、ということが仮にあったとしても、未来にもそうなるということではない。もし出目表が将来予測に使えるのなら、ベルヌーイ試行の条件の1-3が満たされていないということである、こういう判断基準が自然とできるようになればいいなと。

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